知っておこう!煙突の種類と特徴

知っておこう!煙突の種類と特徴

一時は工業化の象徴であった煙突ですが、今では街角で目にする機会も徐々に少なくなってきました。
全部同じように見える煙突にも実はさまざまな種類があり、用途によって厳密に使い分けられています。
一般家庭に取り付けられることが多いシングルタイプは最も煙突らしい形をしたタイプで、空気層や断熱材は基本的に取り入れられていません。
排気性能が高い反面外気温の影響を受けやすく、工業用の外部設置には向かないというデメリットがあります。
工業用として一般的に使われているのは二重断熱タイプです。
内部の筒が外側と内側の二重構造になっており、なおかつその間に断熱材が使われているため外気温の影響をほとんど受けません。
同じく二重構造でありながら断熱材のかわりに空気層が設けられているのが中空二重タイプです。
室内設置を前提としており、安定した上昇気流が得られるうえに排出した空気の温度が下がりにくいため煙突内部が詰まりにくく、メンテナンスが容易であるというメリットがあります。

設置前に検討を!煙突ってどうやって選ぶの?

日常生活で煙突を購入する機会は頻繁にあるわけではないので、一体どのような基準で選べばいいのかわからず戸惑ってしまう人も多いと思います。
また、工業用では一度に何本も設置する必要があるため、事前に工場の規模や立地条件に適したタイプを見きわめる必要があります。
性能を評価する基準は大まかに言うと、安全性、排気性、保守性の3つが挙げられます。
安全性とは、煙が内部で不自然に滞留しないか、適切なタイミングで上昇気流を発生させられるかがポイントとなり、安全性の低い煙突を長い期間使用しつづけると爆発や火災事故のリスクが高まります。
保守性とはメンテナンスのしやすさを意味し、これが高いほど寿命も長くなる傾向にあります。
内部に煤や汚れが頻繁に溜まる、いわゆる目詰まりを起こしやすい煙突はその分メンテナンスも煩雑になり、本来不要な業務コストが発生することになります。
煙突の設置で困ったことはありませんか?
工業分野では見落とされがちですが、デザイン性も大切なポイントです。
従来型の無骨なものばかりではなく、周囲の景観に配慮したスタイリッシュなデザインの煙突も最近では増えてきています。